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読売新聞記者vs上杉隆氏と岩上安身さん



読売新聞東京支社社会部 次長 恒次徹

【御参考:読売新聞の記事】

小沢元代表記者会見で読売記者へ激しい抗議(2011年10月27日11時32分 読売新聞)

 20日行われた小沢一郎民主党元代表の記者会見で、資金管理団体「陸山会」の事件について質問をした読売新聞記者に、会見を主催したフリージャーナリストらが「司会者の指示に従わなかった」と激しく抗議する場面があった。


 その様子はインターネット上で生中継され、読売新聞にも問い合わせが相次いだ。記者は司会者に言われるまま質問を打ち切るべきか、それとも追及を続けるべきか。問題となった会見を検証する。

 ◆質疑応答◆

 会見を主催したのは、フリージャーナリストらで作る「自由報道協会」(東京都千代田区)。小沢元代表はこのところ、自身の考えを述べる場に、インターネットで生中継されるネットメディアを選ぶことが多い。

 会見の第1部は、市民から寄せられたとされる質問に元代表が答えるもので、これが終了した後、記者らによる質問の第2部が始まった。最初に司会者から指されたのが、読売新聞社会部の恒次
つねつぐ
徹記者だった。

 「小沢さんは政治資金規正法違反に関して、脱税とか汚職を伴わない場合は、実質的犯罪とは言えないとの考えを再三述べている。国民の判断を誤らせる虚偽記入があれば、実質的犯罪と言えるのではないか」

 これに元代表は「あなたの意見がちょっと違う」と述べたが、政治資金収支報告書で国民の判断を誤らせることが実質的な犯罪に当たるかどうかについて、明確な回答をしなかった。

 このため恒次記者は「例えば」と前置きし、投資家の判断を誤らせることになる有価証券報告書の虚偽記載罪を例に挙げて、なお見解をただそうとしたが、司会者が「この辺で区切らせていただきたい」と制した。ジャーナリストで同協会暫定代表の上杉隆氏らも、「ルール違反だ」と抗議した。恒次記者はその後も質問しようとしたが、「ルール守れよ」などの声が上がった。

 恒次記者の質疑応答に要した時間は約4分30秒。その後、4人から質問があり、平均約5分を費やした。

 ◆生中継◆

 会見終了後、恒次記者は上杉氏とジャーナリストの岩上安身
いわかみやすみ
氏に詰め寄られ、抗議を受けた。さらに別室に移動し、上杉氏は「なめてんのか、この野郎」、岩上氏は「ど素人か」「質問の仕方がへたくそ」と言いながら、司会者に従わなかったことに怒りをあらわにした。この模様は約25分間、生中継された。

 翌21日、同協会から恒次記者あてに抗議文が届いた。〈1〉司会者の指示に従わなかった〈2〉ゲストスピーカーの言葉を遮って発言を続けた――の2点を挙げて、「記者会見上のルールを無視し、進行を妨げたことは誠に遺憾」としていた。

 ◆反響◆

 抗議の模様はその後も、動画サイトで閲覧でき、視聴する人が相次いだ。このほか、夕刊紙「日刊ゲンダイ」が22日付の紙面で、「小沢会見 読売記者“大暴れ”」の見出しで記事を掲載。抗議の模様について、「場外乱闘の大パニックに発展した」と報じた。

 読売新聞読者センターにも、動画を見た人から、電話とメールによる意見が141件(26日現在)寄せられた。会見直後は、ほとんど恒次記者に対する批判で、「読売バカ記者」「恥を知れ」と同じ文言のメールが多数あった。これに対し、「紳士的で冷静」「あれくらい聞くのが当然。大変だろうが、頑張ってほしい」と支持する意見も寄せられた。

 上杉氏は22日、「読売新聞記者に複数回『暴言』を吐き、協会の健全性を傷つけた」として暫定代表の辞任届を提出したが、同協会は受理しなかったという。



「当然すべき取材」VS「違反したので注意」(2011年10月27日06時00分 読売新聞)

 20日の記者会見に恒次記者とともに出席した。陸山会事件を取材する私たちが、この会見で小沢元代表にただそうとしたのは、過去に政治資金の透明性を重視する見解を示していた元代表が、事件の発覚後、一転してその重要性を否定するかのような発言を続けている点だった。

 読売新聞が土地取引を巡る同会収支報告書に虚偽記入の疑いがあることを報じたのは2年前。以後、元代表は「脱税などの実質的犯罪がなかったことが、検察の捜査で証明された」(昨年4月、検察審査会の起訴相当の議決後)などと、規正法違反が実質的犯罪ではないとの主張を繰り返している。

 だが、規正法は政治資金の流れを国民の目に見えるように公開し、監視することを理念としている。虚偽記入罪の罰則は5年以下の禁錮刑などで、懲役5年以下の収賄罪などと比べても軽いとは言えない。

 元代表自身、07年2月の記者会見で、「政治資金に関して大事な点はディスクロージャー。中身をすべてオープンにするのが大事で、違法な問題は司直の手になるし、国民自身が判断する」と述べていた。

 自由報道協会の会見では、司会者が「1人1問で」と説明した。ただし同協会によると、2問目を発することを禁じたわけではないという。質問の意図が相手に伝わらなかったり、きちんと答えなかったりした場合には、会見自体が意味をなさなくなるためだ。同協会が抗議の理由に挙げるのは、恒次記者が質問を重ねたことではなく、司会者の指示に従わず、元代表の発言を遮ったことだとしている。

 だが、この恒次記者の質問は、当然すべき取材だったと言える。虚偽記入が国民の判断を誤らせることになるため、実質的犯罪と言えるのではないか、とただす恒次記者に対し、元代表はきちんと答えようとしなかった。そのことをさらに追及しようとした時、司会者に制止されたのだ。これを振り切らないと、元代表の見解は引き出せない。

 元代表の発言を遮ったとの指摘に関しても同じことが言える。このような状況で食い下がらないようでは、ジャーナリストの責務は果たせない。(社会部 渡辺晋)

 ◆「違反したので注意」◆

 上杉氏の話「恒次記者が色々な形で質問するのはいいと思うし、どんな質問をしてもらっても構わない。ただ、司会者の指示に従わずに質問を続け、会見者の発言中に声をかぶせて質問したため、会見者の発言が聞き取れなかった。あらかじめ提示していたルールに違反したので、注意を申し上げた」

 ◆「追及にならない」◆

 恒次記者の話「会見者が質問をはぐらかした場合に、そのことを指摘できなければ、追及にならない。司会の指示を振り切らなければならないことはある。ルール違反と過剰に騒ぐことは、会見者を追及から守ることにしかならない。ジャーナリストがなぜ、そのようなことをするのか理解に苦しむ」

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